漢字をひらがなに変換するには
漢字をひらがなに変換すると、文章全体の読みがひと目でわかります。音読の練習、子ども向けの文章づくり、読み方の確認などに便利です。
文脈に合わせて語ごとに読むので、数字と助数詞(3月 さんがつ、20歳 はたち)や「人々(ひとびと)」のような踊り字も正しく読みます。読み方が複数ある語には印が付くので、確認してから使えます。
ヘボン式ローマ字のつづり方
このツールは、辞書や日本語教材、駅や道路の案内表示で広く使われているヘボン式(修正ヘボン式)で変換します。間違えやすい規則は次のとおりです。
| かな | ローマ字 | 規則 |
|---|---|---|
| し・ち・つ・ふ | shi, chi, tsu, fu | si, ti, tu, hu(訓令式)とは書きません。 |
| じ・ぢ / ず・づ | ji / zu | どちらも同じつづりになります。 |
| しゃ・ちゃ・じゃ | sha, cha, ja | 小さい「ゃゅょ」は前の子音とまとめて書きます。 |
| っ | kippu, zasshi, matcha | 次の子音を重ねます。ch の前は t(2025年の内閣告示では cch:nicchoku)。 |
| ん | shinbun, kin'en | n と書き、母音や y の前ではアポストロフィを付けます(パスポートでは b・m・p の前を m:NAMBA)。 |
| おう・とう / ー | Tōkyō, kōhī | 長音は長音符号を付けます(Tokyo / Toukyou も選択可)。 |
| えい | sensei | ē ではなく ei と書きます。 |
| は・へ・を(助詞) | wa, e, o | 発音どおりに書き、前の語と離して書きます。 |
| です・ます | desu, ikimasu | 「です」は離して書き、「ます」は動詞に続けて書きます。 |
読み方が複数ある語
意味によって読みが変わるため、これらの語には印を付けて確認できるようにしています。
| 語 | 読み |
|---|---|
| 今日 | きょう(この日)· こんにち(現在、昨今) |
| 明日 | あした · あす(改まった言い方)· みょうにち(さらに改まった言い方) |
| 一日 | いちにち(24時間)· ついたち(月の最初の日) |
| 人気 | にんき(評判)· ひとけ(人のいる気配) |
| 上手 | じょうず(うまい)· うわて(相手より上)· かみて(舞台の右側) |
| 方 | かた(人の敬称)· ほう(方向、方面) |
| 市場 | いちば(売り場)· しじょう(経済の市場) |
| 日本 | にほん · にっぽん(どちらも正しく、にほんが一般的) |
変換のしくみ
- 形態素解析器(kuromoji、辞書はIPADIC)が文章を語に区切り、それぞれの辞書の読みを取り出します。AIは使っていません。
- 辞書が間違えやすい箇所は、固定の規則で補正します:数字と助数詞(3月、15日、10分、20歳)、「々」を含む語(人々)、「〜中(じゅう)」(一日中)、「雨が降る」と「電車を降りる」の区別など。
- 意味によって読みが変わる語(今日、一日、人気など)、人名、辞書にない語には印を付けます。語をタップすると別の読みを選んだり自分で入力したりでき、3つの表示がまとめて更新されます。
- 更新のたびに、読みがわかっている例文(数字、送り仮名、カタカナ、人名、文学作品)で検証しています。ローマ字の規則も1つずつテストしています。
読みは文章の意味を理解して決めているのではなく、辞書にもとづいています。人名、まれな語、読み方が複数ある語は誤ることがあるため、印を付けています。ローマ字の分かち書きは一般的な教材にならっており、資料によって多少異なる場合があります。
よくある質問
ふりがな(ルビ)とは何ですか?
漢字の上や横に小さく添えて読み方を示すひらがな(ときにカタカナ)です。子どもや日本語を学ぶ人、難しい漢字に出会った読み手のために使われます。
漢字にふりがなを自動でふるには?
文章を貼り付けて「変換する」を押し、「ふりがな」タブを開きます。普通のテキストなら「漢字(かんじ)」形式で、Webページや教材、スライドならHTMLの<ruby>形式でコピーしてください。
文章をすべてひらがなにできますか?
できます。「ひらがな」タブを開くと、文章全体がひらがなで表示されます。カタカナ語はそのまま残すことも、ひらがなに変えることもできます。
どのローマ字のつづり方ですか?
ヘボン式(修正ヘボン式)です。2025年12月の内閣告示「ローマ字のつづり方」でもヘボン式が基本になりました。ただし告示では「っち」を cchi と書くのに対し、このツールは辞書や教材で一般的な tchi(matcha)で書きます。訓令式(si, ti, tu)には対応していません。
パスポートのローマ字に使えますか?
参考にはなりますが、そのままは使えません。パスポートは長音を省略し(佐藤 → SATO)、「ん」を b・m・p の前で M と書く(難波 → NAMBA)など独自の規則があります。申請の際は外務省や都道府県の案内を確認してください。
一部の語に点線が付いているのはなぜですか?
読み方が複数ある語(例:「今日」は きょう / こんにち)、人名、辞書にない語です。タップすると読みの候補が表示されるので、文脈に合うものを選んでください。
無料ですか?文字数の制限はありますか?
完全に無料で、回数制限や登録もありません。一度に10,000文字まで変換できます。
読みは必ず正しいですか?
一般的な文章ではほぼ正しく読めますが、書き手がどの読みを意図したかを辞書が判断できない場合があります。印の付いた語、特に人名は確認してください。
参考資料
最終確認日: